星しるべを始めたきっかけは、実はそんなにかっこいいものではありません。もともと僕(ほしと)は婚活そのものが好きで、婚活をテーマにしたテレビ番組や本を見つけては買い集め、妻(えみか)とMBTIの話や「なぜ人は結婚するのか」を話すのが、日々の楽しみでした。そんな会話の延長で、僕から「結婚相談所をやってみようか」と言い出したのが、すべての始まりです。

婚活マニアの夫が、相談所を始めた本当のきっかけ

「日本の晩婚化を止めたい」というような立派な使命感があったわけではありません。正直、ノリと勢いで始めたようなものです。ただ、そんな軽いきっかけの裏にも、僕たちなりの想いはちゃんとあります。それを伝えるために、まず僕たち夫婦自身の話をさせてください。

マッチングアプリで出会った、性格がまるで違う二人

僕と妻は、マッチングアプリ(Pairs)で出会いました。3回ほど会ったあと、流れるように付き合うことになります。ただ、交際して1〜2ヶ月で気づいたのは「びっくりするほど性格が違う」ということ。いわゆる価値観のズレです。妻は自分の気持ちを言葉にするのが苦手なタイプで、当時は数えきれないほど喧嘩をしました。おまけに二人ともプライドが高く、25年以上積み重ねてきた自分の生き方を、今さら簡単には変えられません。正直、別れを考えたことも一度や二度ではなかったと思います。「一度も喧嘩したことがない」というカップルを見て、羨ましく思うこともありました。

「合わない」で終わらせず、理解しようとした先にあったもの

それでも、いつからか少しずつ、相手が何を考えているのかがわかるようになっていきました。「価値観が合わない」で終わらせるのは簡単です。でも、相手を理解できるまで話を聞くこと、自分の価値観とすり合わせる方法を考えることは簡単ではありません。今振り返ると、僕たちはお互いに「この人と一緒にいるために、どうしたらいいんだろう」と考え続けていたんだと思います。この考え方の変化こそが、妻と結婚しようと思えた理由です。

「言語化」できることが、仲人にとって大切だと思う理由

結婚してから、「なんで結婚したの?」「妻のどこが好きなの?」と聞かれることがあります。でも、この質問に明確に答えられる人は、意外と少ないのではないでしょうか。僕自身、価値観の違う妻を理解しようとする過程で、ずっと自分の気持ちを言語化しようとしてきました。そして何より、「なぜだろう?」と考えて言葉にする作業が、性分として好きなんです。

結婚相談所には、仲人に「正解」を求めてしまう方が多くいらっしゃいます。ですが、正解は自分の中にしかありません。大切なのは、どれだけ自分自身を言語化し、理解できているかだと僕は思っています。

一緒に悩み、一緒に考える相談所を

だからこそ、「一緒に悩み、一緒に考えてくれる」相談所を作りたいと思ったんです。特に、僕たちと近い世代・近い価値観を持つ方の力になりたくて、星しるべはU32世代(32歳以下)を対象に婚活サポートを行っています。

僕たち自身、正反対の性格だからこそ、苦労も喧嘩も重ねてきました。だからこそ、婚活で悩んでいる方の隣で、一緒に悩み、一緒に考えることができると思っています。もし今、婚活に迷っていたり、アプリに疲れてしまっていたりするなら、まずは一度、僕たちに話を聞かせてください。